遅くなりましたがクリスマスメニューのお知らせです。
アミューズ 自家製2年熟成生ハムとモッツアレラの取り合わせ
前菜 平貝と苺のサラダ仕立てキャビア添え
温菜 オマールと蕪のスープ、フェンネル風味
魚料理 真鯛の藁蒸し、春菊のソース
肉料理 乳飲み仔牛のヴァリエーション
デザート 柚子とショコラのフォンダン、コニャックのアイスクリーム
心がけたのはクリスマスらしいゴージャス感を出しながらも、ただ「高級素材を並べる」のではなく
調理方法や素材の組み合わせでワクワクするような料理、演出です。
アミューズは今秋に行われた「箱膳プロジェクト」でも好評だったメニューです。2年経って熟成香たっぷりの
原木生ハムを切り立てでお出しします。スライスしてパックされた生ハムとは香りも柔らかさも違います。
前菜は平貝。帆立の貝柱を一回り大きくしたような貝です。冬から初春にかけて旬のこの貝の濃厚な旨みと甘みを
意外な苺と組み合わせます。殻付きで肝もあるのでソースに少し使う予定。
温菜は一番迷いましたがオマール。ローストでは面白くないので蕪にオマールのフォンを加えてフェンネル(ウイキョウ)で風味をつけて、そこに軽くポッシェしたオマールを添えます。
お魚は真鯛。今年初収穫となったポンカレーさんとすもの食堂さんのコラボ米。そこで出来た無農薬の藁を譲ってもらえたので、その藁で優しく香りをまとわせて春菊のソースで召し上がっていただきます。
メインは乳飲み仔牛。今回の目玉です。仔牛と乳飲み仔牛の違いは?って方はまず
こちらを。
通常はアメリカ、オーストラリア、フランスからの冷凍の輸入が主なルートになりますが、今回は貴重な国産の
フレッシュの乳飲み仔牛が仕入れられる事になりました!しかも3-4ヶ月ミルクのみで育てられた最高級の仔牛肉です。ヴァリエーションという事で3種類の異なる部位を調理法を変)えてお出しします。背肉はローストに、
スネは煮込み、リードヴォー(胸腺肉)はパン粉をつけてカリッと。ロニョン(腎臓)もクセがないとの事で牧場からおすすめされたのですが、内臓は好みがありそうなので今回はあきらめました。
*(リードヴォーのみ輸入になります。国産は検査でなぜか?全部処分されてしまうので手に入らないことの事)
デザートはみんな大好き?フォンダンショコラです。柚子で風味をつけてリッチなコニャックのアイスと共に。
気になるお値段は。。。。おひとり様6500円です。ウエルカムドリンクでグラスのスパークリングを一杯
お付けします。お酒が飲めない、という方はコニャックの名門ポールジローが年に一度だけリリースする貴重な
スパークリング・グレープジュースをグラスでお出しします。入手困難なこちらの品を飲める機会は中々ありませんよ!お酒飲める方は同じくポールジローの25年のスペシャルなコニャックがあるので同じ蔵元のスパークリングジュースで割ったもので乾杯!ていうのもかなりオシャレではないかと。プラス500円でコニャック割も承ります。
日程は22日から25日まで。23日は定休日ですが営業します。
勝手ながら23,24はクリスマスコースのみとさせていただきます。この2日間はランチ営業はいたしません。22,25日もクリスマスメニューの予約が多数入った場合は通常のアラカルトメニューをお断りする場合がございます。追ってまたアナウンスします。。
ご予約状況ですが24日は残席4卓8名様分ですがその他の日はまだ余裕がございます。
ご予約はブログ、メールだとタイムラグが生じるのでお電話でいただければと思います。
よろしくお願いします。
シェフ 菊地